27日のNY株式市場ではダウ工業平均が165ドル安となった。
27日のNY株式市場では、アメリカが対中国の貿易問題でやや態度を軟化させるとの観測から上昇し一時はダウ工業平均が300ドル近く上昇。しかし米国家経済会議(NEC)委員長が「中国に譲歩しない」と発言しその観測を否定すると、中盤以降ダウは下落に転じ終値は165ドル安だった。これで過去12営業日でダウは10日下落し、日本のGW中につけた安値まで約2ヶ月ぶりに下がってきたことになる。
今日は午後9時半にアメリカの第1四半期GDP確定値が発表されます。
前日のNYダウは30ドル高とわずかに上昇したが、日本の株式市場にはそれほどいい影響は与えなかった。日経225平均は22円安の22,320円で寄り付き、前場には貿易戦争懸念などからリスク回避の売りが広がり22,200円近くまで下落。後場には多少リバウンドが見られたものの、71円安の22,271円で終了した。夕方以降の先物の時間は夜にNY株式市場の上昇から一時22,400円近くまで上がったが、NYの反落とともに22,100円台まで下落。
先週のOPEC総会では減産縮小が決まったが、原油の上昇は止まらなかった。27日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間原油在庫は、予想の前週比260万バレル減に対し発表は990万バレル減と減少幅が大幅に予想を上回った。27日朝方から夜にかけて70ドル台後半で推移していたNY原油 は、夜に急騰し73ドルをつけた。これは今年の最高値であり、また2014年11月以来約3年半ぶりの高値でもある。
NZ中銀が28日の午前6時に政策金利を発表。市場の予想通り1.75%の据え置きだった。NZドル/円は27日の朝方に他のクロス円通貨とともに円高に動き、27日未明の75円台半ばから75円付近まで下落。その後は夜から28日未明にかけて75円付近で横ばいだった後、午前6時に発表された政策金利にもレートはあまり反応がなかった。
イタリアの政権が反EUに傾いていることもあり、ユーロは軟調な日々が続いている。またポンドも同様で、27日朝に145円台半ばにあったポンド/円は1日を通して下げが継続。午後3時に発表された英住宅指標は予想を上回ったものの、ポンドの地合を転換するには至らず夜以降も軟調。28日朝までには144円台半ばまでポンド安になった。
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