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May

23日午前3時にFOMC議事要旨公表

user 著者 鳥羽賢

23日午前3時に米FOMCの議事要旨が公表される。

21日のNY株式市場は停滞気味

23日午前3時に米FOMCにおける前回の議事要旨公表が予定されており、この内容次第では為替市場が大きく反応することも考えられる。そのような状況だが21日は特に米経済指標の発表はなく、NY株式市場も停滞気味の1日に。先週後半から20日月曜は40,000ドルをつけたダウ工業平均だが21日は一度も40,000ドルを超えることはなく、終値は66ドル高の39,872ドルだった。

今日の展望

今日は午前11時にニュージーランドの政策金利が発表されます。23日午前3時にFOMCの議事要旨が公表されます。

日本225(円)

指数・先物ともに下げる

前日のNYダウは196ドル安で終了したものの、FRB地区連銀総裁の発言などを受けて為替は円安が進行。そのため21日の東京株式市場では日経225平均が163円高の39,232円で寄り付き、直後に39,300円台まで上昇した。しかしそれ以上上昇できるエネルギーはなく、その後は前場から後場にかけて下げ終値は123円安の38,946円だった。夕方以降の先物も軟調な動きが続き、22日未明に一時38,700円台をつけた。

米ドル/円

一時156.5円をつける

20日夜頃にアトランタ連銀のボスティック総裁が「インフレ目標の2%の達成にはまだ時間がかかる」と発言したことでその後は円安・米ドル高に動き、21日朝方までに1ドル=156円台前半まで上昇。午前中はしばらく円安が続き午後1時頃には156円50銭をつけた。だがその後は新たな円安材料がなく、また日本の長期金利が0.98%まで上昇したことなどを材料に逆にやや円高が進行。午後11時頃には一時的に156円を割った。

イーサリアム

ETF承認見通し受け急騰

米証券当局であるSECが、現在申請されているイーサリアムETFの申請元に対して書類を修正・再提出するよう依頼したとの情報が21日午前4時頃に流れた。これがイーサリアムETFの承認見通しを高め、情報前は49万円台だったイーサリアムは直後に数万円急騰。その後もイーサリアムの買いは止まらず、21日夜には59万円を超えて3月につけた史上最高値に接近した。(注:チャートは米ドル表記です)

ビットコイン

円建て最高値を更新

21日未明に米でイーサリアムETFの承認見通しを高める材料が出たことで、未明にはイーサリアムとともにビットコインも上昇。特に午前8時過ぎに大きな上昇があり、1,100万円をつけて円建ての史上最高値を更新した。しかしその後は買い材料がなく、21日日中から夜、そして22日未明にかけて1,000円台後半で推移した。また米ドル建てでは71,500ドルまで上昇したが最高値の更新にはなっていない。(注:チャートは米ドル表記です)

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