週末27日に日本で総選挙の投開票が行われる。
週末27日日曜に日本の総選挙が行われる。今回は石破政権発足直後とはいえ政権支持率は20%台と非常に低く、自民党単独過半数割れだけではなく自公の過半数割れの可能性もあると言われる。この選挙の結果次第で、週明け28日の東証が大きく動くことも考えられる。そのような状況だが25日夜に発表された米経済指標は予想を上回ったものの、米長期金利の高止まりを受けてNYダウは軟調な動きが続き260ドル安で終了。今週は5日間全てマイナスだった。
来週月曜の展望
来週月曜は午後9時にメキシコの9月貿易収支が発表されます。
米長期金利の高止まりを受けて前日のNYダウは140ドル安で終了し、その流れから東京市場では日経225平均が189円安の37,954円と38,000円を割ってスタート。場中も前場は売りが多く入り、前場終了までに前日比400円以上下げて37,700円台をつけた。後場になると多少は切り返したがプラス圏に浮上する勢いはなく、終値は229円安の37,913円で約3週間ぶりの37,000円台となった。
今週は米長期金利高のため一時1ドル=153円をつけた米ドル/円だが、その後は加藤財務相による円安けん制発言が出たことで円安の勢いが一旦止まった。25日になると日中は新たな材料がなく、151円台後半で細かい上下が継続。そして午後9時半には米9月耐久消費財が発表され、予想の前月比1.0%減よりマイナス幅が小さい0.8%減だった。また午後11時に発表された景気指標も予想より良好だったことで、発表後は円安・米ドル高に動き今週の終値は152円25銭だった。
今年前半に暴騰して1トン=11,000ドルを超えたNYココアだが、4月をピークにその後は徐々に下げてきている。今週も価格の上がり過ぎによる世界的な需要減退懸念や、西アフリカの生産国の生産回復見通しなどから下落。25日の市場開始後には一時3月以来約7ヶ月半ぶりの安値となる6,500ドルをつけたが、下がり過ぎ感からすぐに反発。市場中盤からは6,800ドル付近で推移しつつ今週を終えた。
テスラは日本時間の24日早朝に7~9月期決算を発表し、増収増益で3四半期ぶりの増益と良好な内容だった。この決算を受けて24日のNY株式市場でテスラ株は22%暴騰して260.48ドルで終了。そして明けた25日になっても勢いは止まらず、序盤から高値圏での推移が続き終値は3.3%高の269.19ドルだった。
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