18
Apr

本日はNY株式市場が休場

user 著者 鳥羽賢

18日はNY株式市場が休場する。

他の多くのキリスト教国でも休場

18日はグッド・フライデーの祝日のためNY株式市場が休場となり、また欧州の多くの国や豪州など他の多くのキリスト教国も休日となる。そのような状況だが17日夜に発表された複数の米経済指標の中に予想を下回るものがあったことで、この日のNYダウは序盤からマイナス圏で推移。一時は下げ幅が約700ドルに達し、終値は527ドル安の39,142ドルだった。

今日の展望

今日はNY株式市場や欧州各国の株式市場が休場します。

日本225(円)

NY株安にも関わらず上昇

前日のNYダウは699ドルの大幅安だったものの、この日の東京株式市場はNYに影響されず堅調な展開となった。日経225平均は67円高の33,987円で寄り付き、場中は前場から後場を通して順調に上昇。終値は457円高の34,377円だった。夕方以降の先物も上昇が続き、夜10時頃には為替が円高に動いたが日経225は大きく影響されずに18日未明には34,700円を突破した。なお米国休場のためチャートは18日午前6時頃で止まっている。

米ドル/円

夜に一時141円台

FRBのパウエル議長が17日未明に講演を行い米経済に厳しい見方を示したことで、その後円高・米ドル安が進行して1ドル=141円台をつけた。だがこの日朝方には日米の貿易協議で「為替は議題に上らなかった」と伝わると、それが円安材料となり円が1円ほど下落。その後日中は142円台後半で推移し夕方以降には多少円高に動いたが、午後9時半に複数の米経済指標が発表され一部の指標は予想を下回ったことで発表後に円高に動き再度141円台をつけた。

上がり過ぎ感から下げる

17日未明に行われたFRBパウエル議長の発言によって米経済への警戒感が高まり、発言後は米ドル安とともに金高が進行。16日夜には3,300ドルだったNY金は、その後17日朝方までに50ドルも上昇して最高値を大きく更新した。しかし上がり過ぎ感から午前中以降には利益確定売りが多く入り、17日日中には3,320ドルまで反落。さらに夜になるとまとまった売りが出て3,280ドル台まで下げたものの、18日未明には数十ドル反発した。なお金のチャートも18日午前6時頃で止まっている。

WTI原油

反発続き一時65ドルに接近

米相互関税による世界的な景気後退懸念で4月上旬には下落して一時は60ドルを割ったNY原油だが、今週になると反発基調になっている。16日に米政府がイランへの追加制裁を発表してイランから石油を購入している中国の施設も制裁対象にしたことが、原油買い材料になり17日朝方までに63ドルまで反発。17日日中も緩やかな上昇が続き、18日に日付が変わった頃に急騰して65ドルに接近した。原油のチャートも18日午前6時頃で止まっている。

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