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Apr

本日は米雇用統計発表

user 著者 鳥羽賢

5日夜に米3月雇用統計が発表される。

中東懸念で4日のNY株は急落

4日夜に米新規失業保険申請件数が発表され、予想の21万4000件に対し発表は22万1000件だった。この日のNYダウは市場序盤から中盤にかけてプラス圏で推移。しかし日本時間の5日午前3時過ぎ頃にバイデン大統領が「ガザの状況は容認できない」とイスラエル首相に対して発言。この発言で地政学的リスクが高まりその後は急落し、ダウは530ドル安で終了した。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの3月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

4万円を回復も維持できず

前日のNYダウは43ドル安で終了したものの、円安が進行したことから日経225先物は4日未明に上昇して東京市場開始までに4万円を回復した。そして始まった東京市場では日経225平均が477円高の39,928円でスタート。直後に4万円を回復して40,200円台まで上昇したが、高値を維持できずにその後は前場から後場にかけて下げが継続。終値は322円高の39,773円だった。

米ドル/円

米大統領の発言で急落

米ドル/円は4日日中は材料がなく1ドル=151円60~70銭付近で小動き。そして午後9時半には米新規失業保険申請件数が発表され、すでに述べたように予想を上回る22万1000件だった。予想よりやや悪かったことで発表後は米ドルが小幅下落。その後5日午前3時過ぎ頃にバイデン大統領が「ガザの状況は容認できない」と発言すると、中東懸念が高まり50銭ほど円高・米ドル安に動いた。

WTI原油

連日続伸で87ドル

ウクライナによるロシアの石油施設へのドローン攻撃などから、最近の原油価格は上昇が続いている。3日にはまた新たな攻撃があり86ドルまで上昇。4日日中になるとこれまでの上がり過ぎの反動から緩やかな下げが続き、5日未明には一旦84ドル台をつけた。しかし午前3時過ぎ頃のバイデン大統領の発言で中東懸念が高まり、発言後に87ドルまで急騰して昨年10月以来の高値をまた更新した。

ビットコインキャッシュ

半減期後に乱高下

ビットコインキャッシュは日本時間の4日午前7時45分頃に半減期を迎えた。半減期前の24時間は下げが続いていたビットコインキャッシュレートだが、半減期の頃から反転して上昇。上昇は夕方頃まで続き午後6時過ぎには103,000円をつけたが、そこで一旦天井をつけ反落。5日朝方までに95,000円近くまで下がってきた。(注:チャートは米ドル表記です)

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