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Oct

本日は日銀の政策金利発表

user 著者 鳥羽賢

31日正午頃に日銀が政策金利を発表する。

今回は利上げ見送りが濃厚

30日から日銀が金融政策決定会合を開催しており、31日正午頃に政策金利が発表される。政府日銀は再度の株価暴落を警戒して追加利上げには慎重な姿勢で、かつ日米の重要な選挙に挟まれた不安定な時期であるため今回は利上げ見送りが濃厚と予想されている。そのような状況だが30日のNY株式市場は米大統領選前の様子見ムードが強く、ダウ工業平均は大きな動きがないまま91ドル安で終了した。

今日の展望

今日は正午頃に日本の政策金利が発表されます。午後9時半にアメリカの9月個人消費・PCEデフレーターが発表されます。

日本225(円)

一時40,000円に接近

前日のNYダウは154ドル安で終了したものの、円が安止まりしていることなどを材料にこの日の東京株式市場では日経225平均が199円高の39,102円で寄り付き。前場は堅調な動きが続き39,400円台をつけたが後場になると反落し、終値は374円高の39,277円だった。そして場中終了後に急上昇して一時は39,700円を突破して40,000円に接近したが、夜から31日未明にかけて緩やかな下げが続いた。

米ドル/円

153円を挟んだ動きが継続

米大統領選の投票比まであと1週間未満に迫っており、米ドルの市場は様子見ムードになってきている。30日日中の米ドル/円は大きな動きがなく1ドル=153円を挟んで細かい上下が継続。午後9時15分には米10月ADP雇用統計が発表され、予想の前月比11万4000人増の2倍以上の23万3000人と良好な数字だった。この統計発表直後は30~40銭米ドル高に動いたものの、直後に発表された米第3四半期GDPが予想を下回ったためにそれ以上の円安にはならず31日未明は153円台前半に留まった。

最高値更新し2,800ドルに接近

米長期金利の高止まりは金にとって売り材料になるにも関わらず、中東情勢悪化への懸念や米大統領選前のリスク回避の金買いによって金価格は上昇が続いている。29日に史上最高値を更新して30日朝方には2,775ドルだったNY金は、日中に小幅ながら続伸して午後3時過ぎには2,790ドルに到達。連日最高値を更新するとともに2,800ドルへの期待がかかった。しかしそこで上昇は止まり、夜から31日未明にかけて2,780ドルを挟んで細かい上下が続いた。

アルファベット

好決算を受けて上昇

Googleの親会社・アルファベットが日本時間の30日早朝に7~9月期決算を発表。売上高は前年同期比15%増の882億7000万ドル、純利益は同33%増の263億ドルで、どちらも過去最高を更新の良好な内容だった。前日の終値が171.14ドルだったアルファベット株は、良好な決算を受け30日のNY株式市場序盤には6%以上上昇。だがその後は中盤から終盤にかけて下げが続き、終値は2.9%高の176.14ドルだった。

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