米にマイクロストラテジーという企業があるが、この企業はすでに本業よりもビットコインを大量に保有する企業として知られている。最近のビットコイン高によって同社の株価も上昇しており、ついに時価総額が1,000億ドルを超えた。
米大統領選で仮想通貨に好意的なトランプ氏が勝利し、大統領になったら仮想通貨を発展させる政策を実施するとの期待から大統領選後は仮想通貨市場が高騰。特にビットコインの高騰がすさまじく、20日には1,470万円をつけてまた史上最高値を更新した。
仮想通貨市場の上昇は、仮想通貨取引所のコインベース(銘柄コード:COIN)など関連銘柄の株価上昇にもつながっている。しかし本業として仮想通貨事業を行っているわけではないのだが、事実上の仮想通貨銘柄として最近高騰している米国株がある。それがマイクロストラテジー(銘柄コード:MSTR)だ。
マイクロストラテジーはソフトウェアの企業として1989年に創業され、1998年には上場に成功した。その後もしばらくは本業を続けてきたのだが、仮想通貨の登場によって同社の方向性が大きく変わった。
マイクロストラテジーは2020年頃から大規模なビットコインの購入を開始。そのためこの頃からビットコインの上下に合わせて株価も変動するようになり、2020年秋以前は10ドル付近で伸びなかった株価は、仮想通貨市場が大きく上昇した2021年の2月には一時130ドルをつけた。
2022年になるとテラショックやFTXの破綻などがあり、仮想通貨市場は低迷。そのためこの年の暮れには13ドルまで戻ってきた。
しかし仮想通貨市場の低迷期にもマイクロストラテジーはビットコインの購入を止めず、その後2024年になるとまた仮想通貨市場が高騰したことで同社の株も今年3月には200ドルに接近した。
その後数ヶ月間は150ドル付近での上下が続いた後、9月からまた上昇し特に米大統領選が終わると加速。米大統領選直前は230ドルだった株価は、2~3週間後の11月20日には480ドルと2倍以上になり時価総額もついに1,000億ドル(約15兆5000億円)を突破した。
マイクロストラテジーは米大統領選後も膨大な量のビットコインを購入している。11月11日には2万7200枚購入したので、これは日本円にして約3,000億円分にもなる。また18日には5万1780枚を購入し、この時点では11日より単価が高くなっていたため購入総額は日本円にして約7,000億円にもなった。
11月20日現在同社のビットコイン保有量は33万枚以上で、時価総額は約310億ドル(約4兆8000億円)と莫大な額になった。これだけの資産に裏付けられ、同社の株価も爆発的に上昇しついに時価総額で1,000億ドルを超えた。
これまでのところマイクロストラテジーのビットコイン購入戦略は大成功しているが、ビットコイン相場が崩れて価格が暴落すれば同社も膨大な含み損を抱えるリスクがある。だが今のところはビットコイン市場が絶好調なので、その懸念はただの杞憂のままであろう。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。