米の取引所では19日からビットコインのオプションの取引が開始された。この初日取引が好調だったことを好感し、20日未明にビットコインが1,450万円をつけて史上最高値を更新。20日夜にはさらに1,470万円まで上昇して続けざまの高値更新となった。
今年1月にアメリカでビットコインのETFが同国として初めて承認されて取引が始まり、それが去年暮れから今年にかけて仮想通貨市場を大きく後押しした。
そして今週19日になって、今度はビットコインのオプション取引がNASDAQで始まり、取引額は予想されていたより多く好調なスタートだった。それがビットコインの新たな買い材料となり、20日未明と夜の2回ビットコインが最高値を更新した。
ここで改めてオプションという金融商品について確認してみる。オプションは先物と並んで主要なデリバティブ商品の1つであるが、先物よりかなり複雑なので、実際に取引をしているのは機関投資家などのプロや、個人なら投資上級者が多い。
オプションは特定の原資産を決められた期日に「買う権利」を取引するコールオプションと、「売る権利」を取引するプットオプションに分けられる。原資産は株価指数、個別株、ETF、それに仮想通貨など他の幅広い金融商品が設定できる。
日本で広く取引されているオプションには大阪取引所の日経225平均を原資産とした日経225オプションがある。個別株オプションもあるが、出来高が少ない銘柄が多い。
一方アメリカではオプションの数が非常に多く、CBOE(シカゴオプション取引所)というオプションを中心とした金融取引所もある。
そして今回取引が始まったオプションは、1月に上場されたETFの1つ「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」を原資産とするもの。このオプションは9月20日に承認され、今週19日にNASDAQ市場で取引開始となり、想定を上回る約19億ドル(約2,950億ドル)の取引額で初日を終了した。
好調なビットコインオプションの取引が買い材料となり、20日未明から同日夜にかけてビットコインが上昇。オプション取引の初日が行われている日本時間20日未明には1,450万円をつけ、さらに20日夜には1,470円を超えて最高値の更新が続いた。
しかしビットコインオプションの上場の動きはまだまだ終わらない。10月20日頃にはIBITと同じく1月に取引開始となったビットコインETFである「Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)」と「Bitwise Bitcoin ETF(BITB)」のオプションが承認された。
これらも近いうちに取引開始となるであろう。そうなるとまた新たなビットコインの買い材料となり、1,500万円超えも期待できる。ビットコインの買い材料はまだまだこれからも出てきそうだ。
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