22日朝に日本の10月CPIが発表された。
22日朝方に日本の10月CPIが発表され、予想を0.1ポイント上回る前年同月比+2.3%だった。品目の中でもコメ類が50%以上上昇しており、依然として生活への影響の大きさを示している。そのような状況だが21日夜に発表された米新規失業保険申請件数は予想より少ない21万3000件で、この統計などを材料にこの日のNY株式市場は大幅上昇。ダウ工業平均は一時上げ幅が600ドルを超え、終値は462ドル高だった。
今日の展望
今日は午後4時にドイツの第3四半期GDP改定値が発表されます。午後11時45分にアメリカの11月製造業・サービス業PMIが発表されます。
前日のNYダウは139ドル高と5営業日ぶりのプラス引けだったものの、東京株式市場の軟調な地合は変わらなかった。日経225平均は前日終値とほぼ同じ38,352円で寄り付き、前場に300円ほど下落して38,000円に接近。後場になると一時11月1日以来となる37,000円台をつけ、終値は326円安の38,026円だった。夕方以降の先物はロシアによるICBM発射による懸念増大を受けて一時37,700円台まで下がったが、その後はNY株高とともに大幅反発した。
エヌビディアが20日のNY株式市場終了後に8~10月期決算を発表し、売上高は前年同期比84%増の351億ドル、純利益は同109%増の193億ドルだった。どちらも過去最高を更新する好調な決算だったものの、来期の売上高見通しの前年同期比増加率がここ1~2年で最も低かったことに投資家がやや失望。前日を145.89ドルで終えた同社の株は、この日は前日終値付近での推移が続き終値は0.5%高の146.67ドルだった。
米大統領選で仮想通貨に好意的なトランプ氏が当選したことや、米でビットコインオプションの取引が始まったことなどを材料にビットコインの上昇が止まらない。21日午前中は1,470万円付近で推移していたビットコインは、正午頃に急騰してついに1,500万円を突破。その後は午後から夜、そして22日未明にかけて1,500~1,520万円のレンジを中心に推移した。また米ドル建てでは99,000ドルをつけ、節目の10万ドルが目前に迫っている。
ビットコインと同様のトランプ氏の勝利に加えて、米の18州がSECを仮想通貨への不当な取り締まりで提訴したことやSECのゲンスラー委員長が辞任を示唆したことなどがリップルの大きな買い材料となり最近のリップルは暴騰相場となっている。21日日中から夜にかけ170円付近で横ばいが続いた後、22日未明から再度暴騰して午前中には200円を突破。さらに2021年の高値214円も突破して2018年1月以来の高値をつけた。(注:チャートは米ドル表記です)
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