週明け18日の株式市場は軟調な動きが継続した。
日本時間の先週15日未明にFRBのパウエル議長が追加利下げに対し慎重な発言を行ったことで、先週終盤の株式市場は日米とも軟調な展開となった。そして週が明けても大きく地合は変わらず、NY株式市場は序盤からさえない展開が継続。ダウ工業平均は中盤に一時プラス圏に浮上したものの、終盤になって下落し3営業日連続下げとなる55ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後7時にユーロ圏の10月消費者物価指数改定値が発表されます。
先週の15日夜から16日未明にかけて円高とともに日経225先物が場中終値から最大で1,000円近く暴落。そのため週明け18日の東京株式市場も大幅安で始まり、日経225平均は383円安の38,259円で寄り付いた。前場には一時38,500円台まで上昇したものの後場になると寄り値付近で横ばいが続き、終値は422円安の38,220円だった。夕方以降の先物も大きな動きはなく、夜から19日未明にかけて38,300円付近に留まった。
先週を67ドル付近で終えたNY原油は、週明けも日中から夕方すぎまでは目立った材料がなく67ドル付近で小幅推移。しかし夜になるとノルウェーで停電が起こり、同国にある大手のスベルドラップ油田が操業を停止した。この操業停止が買い材料となり原油価格が急騰。19日未明に69ドルを超えたあたりで一旦上昇は止まり、そのまま69ドル付近に留まった。
先週の15日未明に米で18州がSECを仮想通貨業界に対する過剰な取り締まりが違憲だとして提訴との情報が流れた。これがリップルにとって強力な買い材料となり14~16日にかけて大暴騰し、17日に日付が変わった直後には一時194円をつけた。そこでようやく暴騰は止まり、その後は18日日曜から19日月曜にかけて170~180円のレンジを中心とした上下が続いた。(注:チャートは米ドル表記です)
トランプ氏が大統領選で勝利したことで、トランプ氏と近い関係にあるイーロン・マスク氏のテスラ株が急上昇してきた。そして18日のNY株式市場前に、トランプ氏が自動運転タクシーの規制緩和を検討しているとの情報が流れた。先週を320.72ドルで終えていたテスラ株だが、この情報を受けて18日は序盤から高騰して一時は上昇幅が8%を超えて350ドルに接近。そのまま高値を維持し終値は5.6%高の338.74ドルだった。
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