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27
Jan

連休最後の1日

user 著者 鳥羽賢

今日で連休も終わり、明日から通常通り国内市場が開く。

今日は米ADP雇用統計の発表

5連休も今日で終わり、明日から国内株式・先物市場が通常通り開くことになる。今日は午前中に中国、夕方にユーロ圏各国の4月サービス業PMIが発表される。また午後9時15分には、アメリカの4月ADP雇用統計が発表される。昨日夜にIMFが「EUが債務を減免しない限りギリシャへの支援を停止する」と発表したこともあり、かなり緊張が高まる連休最後の1日となる。

今日の展望

今日は夕方にユーロ圏各国の4月サービス業PMIが発表されます。午後9時15分に米4月ADP雇用統計が発表されます。

米ドル/円

米貿易統計悪化でドル安

120円をやや上回る水準からスタートした5日の米ドル/円だが、日中にその水準で推移した後夕方から米ドルが上昇。一時120円50銭付近をつけた。しかし午後9時半に発表された米3月貿易収支は、予想の417億ドルの赤字に対して発表は514億ドルの赤字と大幅悪化。それを受けてここ数日のドル買いの反動売りが広がり、数時間後には119円80銭付近まで下落した。

WTI原油

リビア抗議活動で5ヶ月ぶりに60ドル

リビアで現在行われている抗議活動のために、原油の輸出に支障が出ているとのニュースが流れ、それを受けて原油が急騰。またギリシャ問題でIMFが支援停止の可能性を発表したことも、不透明感の広がりから原油買いにつながった。NY先物市場の原油は2ドルほど上昇し、昨年12月以来約5ヶ月ぶりに60ドルをつけた。

米国30

ギリシャ懸念で142ドル安

5日に発表された米貿易収支が悪化していたことはすでに述べた。また午後11時に発表された4月ISM非製造業景況指数は、予想の56.2に対して発表は57.8と好調だった。この指標が好調だったとはいえ、悪化した貿易収支やギリシャ懸念を払拭するほどの材料にはならず、NY株式市場は下落。ダウ工業平均は前日比142ドル安で終了した。

日本225(円)

円高と米株安で日経225先物が下落

国内株式市場は休場だったが、日経225先物は海外で取引が行われた。日中のシンガポールSGX先物は、落ち着いたアジア株式市場を受けて前日以来の19,700円台で横ばい。しかし夜に米貿易収支が発表され為替が円高に動くと、それに合わせてシカゴのCME日経225先物は下げを開始。またNY株式市場が下落したこともあり、CME先物は19,300円台まで下げて6日朝を迎えた。

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