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28
Jan

連休の1週間が開始

user 著者 鳥羽賢

今週1週間は日本が連休中となる。

連休の週は国内株式市場が続落でスタート

今週は日本がGWで連休となる1週間であり、国内株式市場は2日月曜と6日金曜の2日日間しか開かない。初日となった2日は、先週金曜に進行した円高を受けて国内株式市場が大幅続落した。そして今日から3日間は、日本の市場は3日連続休場となる。この間に突発的な材料が出ても株式投資家は逃げ場がないので、そうならないことを望みたい。

今日の展望

今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。

日本225(円)

円高を受けて大幅続落

先週29日には外国為替市場で円高が進行し、米ドル/円が2014年10月以来となる106円台をつけた。CME日経225先物が15,800円台と安く先週を終えたため、2日の日経225平均は寄り付きから16,357円と先週終値より300円以上低い水準でスタート。寄り付き直後に大きく下落し一瞬15,000円台に突入したが、その後切り返し終日16,100円前後で推移。終値は518円安の16,147円だった。

WTI原油

OPEC産油量増加の報道から下げる

最近は上昇が続き先週に一時46ドル台をつけていたNY原油だが、この日はロイター通信がOPEC加盟国の4月産油量が過去最高レベルに達したと報道。また最近の米原油在庫の増加傾向もあり、2日の先物市場では原油は売り優勢だった。結局2日朝の水準から1ドルほど下げて、44ドルで3日朝を迎えた。

米ドル/円

黒田総裁の円高けん制発言にも反応せず

日銀の黒田総裁は、現在ADB総会に出席するためにドイツのフランクフルトを訪問している。そして2日(日本時間3日未明)に現地で開かれた記者会見で、「円高は日本経済に悪影響を及ぼす恐れがある」と円高けん制発言を行った。2日は106円台半ばでほぼ横ばいだった米ドル/円だが、この発言を受けてもあまり反応せず、逆に緩やかに円高が進行する結果となった。

ユーロ/米ドル

約9ヶ月ぶりの1.15

米FRBの追加利上げが難しくなる中ユーロ高・米ドル安地合が継続している。2日もユーロ高が続き、ユーロ/米ドルは朝方の1.14台前半から夜までには1.14台後半に。そして発表された米経済指標がそれほど良くなかったためさらにドルが売られ、昨年8月以来約9ヶ月ぶりに1.15台をつけた。

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