27
Jan

欧米の株式市場が急落

user 著者 鳥羽賢

22日は欧米の株式市場が急落した。

フォルクスワーゲン問題などを受け急落

日本が休日だった22日の株式市場は、アジア各国の株式市場は横ばい。しかし日本時間夕方の欧州市場の時間になると、フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ問題が拡大する見通しなどから、欧州市場が急落。独DAX指数が3.8%安など、主要指数が軒並み大きく下げた。またその流れを受け、NY株式市場も軟調だった。

今日の展望

今日は時間は未定ですが南アフリカの政策金利が発表されます。

ヨーロッパ50

VW問題で3.4%安

ユーロ圏各国の主要50銘柄から構成されるユーロストックス50指数も、VW問題などから昨日は急落。VWが構成50銘柄に入っていることから、直撃を受けた形だ。同指数は特に昨日の序盤に急落し、そのまま低空飛行。終値は3.4%安の、3,076だった。この下げで去年の終値を下回ったことになる。

日本225(円)

欧州急落で先物17,400円台に

日本が休日で株式市場が休場していた22日だが、シンガポールとシカゴの日経225先物は通常通り取引が行われた。22日昼間は、前日NY株式市場が上昇したことを受け日経225先物も17,900円で堅調に推移。しかし夕方近くになって欧州株式市場が下落を始めると、日経225先物も同じく下落。夜中頃には17,400円台をつけた。この水準で連休後再開となると、9月8日の17,415円の安値更新が視野に入る。

米ドル/トルコリラ

トルコが政策金利を据え置き

22日にトルコが政策金利を発表。最重要金利の1週間物レポレートを7.5%に据え置き、他の2つの政策金利も同様に変更なしだった。この日は政策金利の発表前から、トルコリラ安・米ドル高が進行。1ドル=2.98台から3.03台に下落。その後政策金利発表となったが、発表自体にはそれほどレートは反応しなかった。

豪ドル/円

資源国通貨に売り

昨日午前10時半に、オーストラリアの第2四半期住宅価格指数が発表。前年同期比で予想の8%上昇に対し、発表は9.8%上昇だった。住宅指標は堅調だったが、豪ドル/円レートはあまり反応していない。そして午後から世界経済への懸念から需要減観測が高まり、資源国通貨全体が売りに。豪ドル/円も86円付近から84円台半ばまで下げた。

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