今日は国内株式市場が大納会の日になる。
世界の多くの国では31日も株式市場が開いているが、日本は今日が大納会で2015年最後の株式市場となる。また先物市場も同様に今日で2015年を終了する。前日のNY株式市場は上昇しており、最後の今日は堅調地合で終わりそうな雰囲気になっている。2016年は1月4日の月曜が国内株式市場の大発会となる。
今日は午後9時に南アフリカの11月貿易収支が発表されます。午後12時にアメリカの11月住宅販売保留指数が発表されます。
29日の国内株式市場は、材料難ではあったが年明けの上昇が期待されて上昇。日経225平均の寄り付きは前日比30円安の18,843円だったものの、場中は買いが多く入り終値は100円以上高い18,982円だった。夕方以降の先物の時間になると、欧米の株式市場が上昇したために先物が早々に19,000円を回復。30日未明には常時19,000円台を推移していた。
先週末に発表されたOPECの今後の需要見通しが低かったため28日は売られた原油だが、29日になって反発。背景にはアメリカ国内で気温が低下してきたことによる、暖房需要増の見通しがある。この材料からNY先物市場の原油は一時36ドル台から37ドル台に上昇。しかし30日朝方にはやや値を下げた。
経済低迷が続いているロシアは、先週後半からルーブルが一段と下落。政府系銀行のVEBが政府に救済を要請しているためその悪材料もあり、今週になって1米ドル=72ルーブル台に下落。昨年12月の通貨危機以来の低水準で推移している。29日になってトルコに課している経済制裁の一部を解除すると報じられややルーブル高になったが、上昇幅はわずかだった。
外国為替市場も全体的に材料の少ない1日であり、アメリカやユーロ圏の経済指標発表はなかった。だが年末にかけたポジション調整的なユーロ売り・米ドル買いの動きが29日の午後9時以降にあり、ユーロ/米ドルは夕方の1.09台後半から30日未明には1.09付近までユーロ安となった。
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