27
Jan

今年最後の週が始まる

user 著者 鳥羽賢

今週は今年最後の週になる。

日本の株式市場は3日間のみ取引

今週は2015年の最後の週となる。日本の株式市場は30日が大納会のため、月~水の3日間のみの取引で終わる。一方海外の多くの国は31日も取引が行われる。経済指標の発表も全体的に少ないため、大きく動く材料は少ない1週間となるだろう。1月1日の金曜は世界のほとんどの国で株式市場が休場する。

今日の展望

今日の午前10時以降は特に経済指標の発表はありません。

日本225(円)

先週4日間は全て下落で終了

クリスマスで欧米の投資家があまり参加しない1日となった25日金曜は、国内株式市場にもあまり動きはなかった。18,823円と前日よりやや高い水準で寄り付いた日経225平均は、円高の進行によってやや下落、終値は18,769円だった。これで先週は全営業日で下落したことになるが、4営業日とも下落幅は100円未満であり、そこまで大きな下落にはなっていない。

米ドル/円

120円割れを試す展開に

25日は為替市場もかなりの材料難だった。米ドル/円は先週の円高基調がそのまま続いており、午後には120円割れ寸前まで円高・ドル安に。しかしその後はやや切り返した。2014年の終値を見ると120円台前半であり、2015年は5~8月に一時的に125円付近まで円安になったものの、結局年末の今は1年前とほぼ同じ位置で推移している。

ドル安で金需要が高まる

米FRBが今月に利上げを行ったため、利上げ観測によって金の投資需要が減退。10月以降は下落が続いていた。しかし米利上げが実施されたため売り材料が一旦出尽くし、今月のNY金は1,070ドル前後で横ばいが続いている。また先週は米ドル安が進行したため、ドルと反対に動くことが多い金にとっては買い材料に。25日には10ドル近く上昇した。

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